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育ちざかりの教え子がやけにエモい 02  著:鈴木大輔

ガガガ文庫
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椿屋ひなたが風邪を引いた。

担任として、お隣さんとして、彼女の看病はもはや義務のようなものだ。

だが体調不良であっても、椿屋ひなたは椿屋ひなたである。

「ねえお兄」

「どうした」

「服、着替えさせて」

それはさすがにおかしくないか?

いや、中学生相手に意識している俺がおかしいのか?

けれど、これはほんの序の口だった。

俺はまだ気付いていなかったのだ。

彼女も、それに他の生徒たちも。

中学二年生には、風邪よりよほど罹りやすい病があることを。


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