小学館ミライヲウム 著:水沢秋生 凜太郎は中学と高校時代、つきあっていた女性に触れた瞬間、未来が見えてしまった。 しかもバッドエンディングばかりのだ。 その体質故、恋愛とは無縁の大学生活を貫いていた。 大学二年の大晦日の夜、花火を見に出かけた同級生にキスされた瞬間、凜太郎はとんでもない未来を見てしまう。 その結末を変えるべく、凜太郎 2023.09.09小学館
新潮文庫nexこの恋が壊れるまで夏が終わらない 著:杉井光 時を遡ることができたなら。 誰でも夢見る力を僕は生まれつき持っていた。 そんな能力もさして活用せずにひっそり過ごしてきたけれど、高校に入り初めて恋をする。 相手は図書委員の純香先輩。 放課後は司書室に入り浸り、僕の青春は色づいていった。 けれど夏休み最後の日、先輩は凄惨な死体で発見される。 先輩を救 2023.09.03新潮文庫nex
メディアワークス文庫めんとりさま Faceless Summer 著:カムリ 大学三年の夏休み。 おれは水素水詐欺にあった祖母の様子を見に、静岡へと向かう。 我儘なねえさんも一緒に。 ねえさんはなぜだか、ずっと、おれについてくるのだ。 久しぶりに逢う祖母の目はうっとりとしていて、同じ言葉を繰り返す。 爺さんが死んだのは、めんとりさまのせいだ。 居るんだ、めんとりさまは! そし 2023.08.08メディアワークス文庫
講談社ラノベ文庫十五の春と、十六夜の花 -結びたくて結ばれない、ふたつの恋- 著:界達かたる ヤンデレ気味な幼馴染・三城紗弥花に手を焼きながらも、國枝春季はつつがなく高校生活をスタートさせていた。 しかしある日、春季は同級生の千崎優紀に紗弥花との関係をからかわれ、あげくにキスまで迫られる。 おまけにその様を紗弥花に目撃され怒らせてしまう。 誤解を解こうと迎えた翌朝、紗弥花はなぜか二人に分身し 2023.07.04講談社ラノベ文庫
星海社FICTIONS月灯館殺人事件 著:北山猛邦 「本格ミステリの神」と謳われる作家・天神人が統べる館、「月灯館」 その館に集いし本格ミステリ作家たちの間で繰り広げられる連続殺人! 悩める作家たちはなぜ?誰に?何のために殺されるのか? 絢爛たる物理トリックの乱舞とともに読者を待ち受ける驚愕のラストの一文に刮目せよ! これぞミステリの進化の系統樹の最 2022.09.05星海社FICTIONS
MF文庫また殺されてしまったのですね、探偵様 著:てにをは 殺された。 やっぱりまた殺された。 伝説の名探偵を父に持つ追月朔也は、半人前の高校生探偵。 今日も依頼を受け、意気揚々と浮気調査や猫探しなど地味な仕事にいそしむが、なぜか行く先々で殺人事件に巻き込まれてしまう。 しかも“被害者”は自分自身!? 特殊体質によって毎度生き返る朔也を膝枕で出迎えるのは優秀 2022.06.23MF文庫
ヒーロー文庫薬屋のひとりごと 01 著:日向夏 大陸の中央に位置するとある大国。 その皇帝のおひざ元にその娘はいた。 猫猫(マオマオ) 花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。 けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。 まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があった。 そんな中、帝の御子 2022.06.03ヒーロー文庫
GA文庫忘れえぬ魔女の物語 著:宇佐楢春 今年進学した高校の入学式が三回あったことを、選ばれなかった一日があることをわたしだけが憶えている。 そんな壊れたレコードみたいに『今日』を繰り返す世界で。 「相沢綾香さんっていうんだ。私、稲葉未散。よろしくね」 そう言って彼女は次の日も友達でいてくれた。 生まれて初めての関係と、少しづつ縮まっていく 2022.05.31GA文庫
メディアワークス文庫今夜F時、二人の君がいる駅へ。 著:吉月生 クリスマス間近のある夜。 昴の乗った京浜東北線最終電車の第2車両が、突如消え去った。 気づいた昴がいた場所は、まだ開通してないはずの高輪ゲートウェイ駅。 そこは5年後の未来だった。 失われた時間に、最愛の彼女を亡くしていた昴。 そして、様々な事情を抱える瞳、勇作、晟生、真太郎の乗客たち五人。 変わり 2022.05.27メディアワークス文庫
メディアワークス文庫彼女は僕の「顔」を知らない。 01 著:古宮九時 「私は犯人を知りたいんです。私に与えられた時間は・・・もうきっと長くないから」 死者複数名を出した凄惨なキャンプ場放火事件から10年。 僕の前に、同じ事件の生存者・静葉が転校生として現れる。 事件当日に怪しげな男と遭遇したと言う静葉だが、彼女は“失貌症” 人の顔が認知できない病だった。 差出人不明の 2022.05.24メディアワークス文庫