バスタブで暮らす 著:四季大雅ガガガ文庫2023.08.21ガガガ文庫[本ページはプロモーションが含まれています] 22歳女子、実家のバスタブで暮らし始める。 「人間は、テンションが高すぎる」 磯原めだかは、人とはちょっと違う感性を持つ女の子。 ちいさく生まれてちいさく育ち、欲望らしい欲望もほとんどない。 物欲がない、食欲がない、恋愛に興味がない、将来は何者にもなりたくない。 できれば二十歳で死にたい。 オナラばかりする父、二度のがんを克服した母、いたずら好きでクリエイティブな兄、ゆかいな家族に支えられて、それなりに楽しく暮らしてきたけれど、就職のために実家を離れると、事件は起こった。 上司のパワハラに耐えかね、心を病み、たった一ヶ月で実家にとんぼ返りしてしまったのだ。 逃げ込むように、こころ落ち着くバスタブのなかで暮らし始めることに。 マットレスを敷き、ぬいぐるみを梱包材みたいに詰め、パソコンや小型冷蔵庫、電気ケトルを持ち込み。 さらには防音設備や冷暖房が完備され、バスルームが快適空間へと変貌を遂げていく。 けれど、磯原家もずっとそのままというわけにはいかなくて。▼ 詳しくはこちらから ▼バスタブで暮らすposted with ヨメレバ四季 大雅/柳 すえ 小学館 2023年08月18日楽天ブックスAmazonKindle7nethonto紀伊國屋書店