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この世界からまた君がいなくなる夜に 01  著:葉月文

メディアワークス文庫
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命の寿命を色で感じ取ってしまう女子高生の藤木六華はある夜、春風歩と名乗る青年と出会う。

夜の散歩が趣味だという彼は誰もが持つはずの命の色を持たず、そんな歩の不思議な雰囲気に六華は興味を持ち惹かれていく。

だがある日、町で見かけた彼はいつもと様子が違った。

六華のことを覚えておらず、青色の命を纏い自分を“翔”だと告げ。

やがて明らかになる、歩の切なく残酷な秘密。

それを知ったうえで、二人は限りある時間で奇跡のような恋をする。


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