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不登校の幼馴染が学校に行く条件は、毎日俺とキスすることだった  著:倉敷紺

ファンタジア文庫
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高二の宏樹の日課は不登校の幼馴染ユキの家に毎日通うこと。

何度呼びかけても部屋から出てこない彼女に宏樹は最後の手段を使う。

「何か俺にできることない?何でもするから。」

「・・・それなら、毎日私とキスして。そしたら学校に行く。」

彼女の真意が分からぬまま、ユキの部屋で、屋上で、放課後の教室で。

誰にも見つからないように何度もキスをした。

「初めてだから・・・上手くできないかも・・・」

「下手くそなキスでごめんね、もっと上手くなるから。」

「・・・続き、していい?」

俺たちは付き合ってない。

なのに、どうして俺とキスするの?

キミの本当の望みは?

これはキスから始まる背徳ラブコメディ。


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