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呪われて、純愛。 01  著:二丸修一

電撃文庫
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記憶喪失の湖西廻の前に現れたのは、清純で素朴な美少女、丹沢白雪。

「私、廻くんと恋人だったの。」

白雪はそう言って顔を赤らめ、廻の頬にキスをする。

その翌日、今度は魔性の魅力を持つ美少女、才川魔子が現れて激昂する。

「ホントに記憶喪失なんだ、許せない。」

いきなり廻の唇を奪い、彼女は言う。

「あたしが、本当の恋人だから。でもシラユキに言ってはダメ。秘密の関係だったの。」

廻の頭をよぎる『あたしに残ったのは、共犯者のあんただけ。』という魔子の言葉。

何が正しいのかわからない廻は、秘密の三角関係を受け入れるが。

親友同士でもある彼女たちの純愛を思い出すにつれ、呪いとなって蝕まれていく。


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