ヒーロー文庫 薬屋のひとりごと 01 著:日向夏 大陸の中央に位置するとある大国。 その皇帝のおひざ元にその娘はいた。 猫猫(マオマオ) 花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。 けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。 まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があった。 そんな中、帝の御子 2022.06.03 ヒーロー文庫